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再発の予感 (1997年8月~2001年12月)

手が治って、少しずつ演奏の機会を持てるようになり、本当にうれしかった。またコンクールを受けたり、室内楽を経験させてもらったり、良い師匠や仲間に巡り合えたり、その時々で悩みはあっても、振り返るといいことづくめだったように思う。
しかし、少しずつではあるが、左手のオクターブが弾きにくくなってきていることに、気付いていた。もともと、超絶技巧系の曲は苦手なのだが、選曲がますます地味系に偏ってきた。でも、曲さえ選べば特に問題なくやれる程度。少々無理をしても、これ以上悪化することはなさそうだ。喫茶店ライブをやらせてもらえるようになり、とても楽しかった。わすれもしない、2001年の夏。「もし、また弾けなくなったら、私、ノイローゼになってしまうかもなぁ」と、ふと、思ったことを...

2001年は、とてもいそがしかった。喫茶店ライブは1、2か月に一度のペースで、1回につき、約40分の曲を準備しなくてはならない。いつでもどこでも弾けるようなレパートリーがろくになかった私は、毎回必死だった。何を弾こうかと準備するのは、楽しくはあったものの、続くと、時折音をあげたくなることもあった。大学の仕事に加え、週2回、ステーキ屋でBGMの仕事もしていたので、練習時間確保に、いつもあくせくしていた。

年末に、ジョイントコンサートの予定があり、一人の持ち時間は30分。何か大きなソナタを1曲、と考えていたのだが、9月頃、左手の不調に気付いた。オクターブが弾きにくい、どころではない。これはちょっと、おかしい。しかし、喫茶店ライブも、年末のコンサートも待ってはくれない。特に、年末のコンサートは、早く曲目を決めなくてはならない。あれにしようか...でも、あそこが弾けない!それならこの曲は...これもダメ!と、二転三転。結局、何とか支障なくこなせる小品の寄せ集めとなってしまった。でも、この程度ならまだやれる。これ以上悪化しないことを祈っていた。

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