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あとには引けない (2004年6月)

大波の続く左手。たしかに、どんなに調子が悪くても、全く弾けないということはなくなったが、手が捻れるような感覚が起こったり、縮こまろうとしたりで、コントロールが効かなくなるのだ。弾ける曲も限られている。そんな中、9月のジョイントコンサート出演の話があった。先週末、散々迷った挙句、無謀にも出演する旨返事をしたが、今月のとあるピアノサークルで弾かせてもらい、その出来次第では断るつもりでいた(まだ融通がききそうであったので)。
たしかに、思うようには弾けなかった。文字通り薄氷を踏む思いで、細かいコントロールがうまく効かず、手さえうまく動けばできるのに...という箇所も多々で、くやしくもある。しかし、自分がこう弾きたいというヴィジョンが見えてきたこと、今の時点でまがりなりにも人前で暗譜で通せたこと、あと3か月あるということを考えて、このまま出演という方向で頑張ってみようと決めた。

もし、ドタキャンなんてことになったら、人に迷惑もかかるし、自分もつらい。それは分かっているのだけれど、もし、これ以上良くならないものなら、「この状態でやっていく」ことを考えていかなくてはならないし、このままじっとしていても何も変わらないのでは...と思うと、自分にガツンと刺激を与えたくなったのだ。ある種の賭け、か。

手は、どこまで快復するのか、分からない。ここまで快復したこと自体すごいことなのかも知れない(何も知らない人が私の演奏を聴いても、手が悪いなんて恐らく分からないと思う)。ともあれ、たとえ手が治っても、体調や気持ちの上で、いつもベストの状態で演奏できるとは限らないものだ。そういや学生時代、指先を傷めて、一週間練習できずにハイ本番!ってこともあったっけ。そういう時に、火事場の馬鹿力(?)で、意外にも悪くない演奏ができたり。ゆえに、これもひとつの経験。やるからには精一杯のことはやりたいし、どう転んでも、自分の肥やしにできればと思っている。

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